フィンランドの古典的名作小説「無名戦士」を映画化し、第2次世界大戦時にフィンランドとソ連が領土をめぐって争った「継続戦争」を描いた「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦争」のオリジナル版。2019年に日本公開された132分のバージョンよりも48分長い上映時間180分となり、日本公開版ではカットされた登場人物やエピソードも登場する。1939年から40年にかけて行われたソ連との「冬戦争」の結果、独立は維持したものの、カレリア地方を含む広大な土地を占領されたフィンランドは、翌41年、さらなる侵略を計画するソ連に対して立ち上がる。冬戦争に続く「継続戦争」が始まり、フィランド軍兵士たちは果敢にソ連軍へ立ち向かっていく。